まず本題に入る前にダイエットにおいて重要なポイントの一つについてお伝えします。
それは、筋トレをして筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることです。ですが、筋トレをするだけでは筋肉はつきません。高タンパクな食材・ビタミン・ミネラル類を摂取し、栄養を体に吸収させてあげることで、筋肉は育っていき筋肉量が増え、これに比例して基礎代謝も上がっていきます。
そこで、今回オススメする食材は「たまご」です。
たまごはほぼすべての栄養素を含んでいる完全栄養食
みなさん、「たまご最強説」と言うのをご存知ですか?たまごは完全栄養食と言われていて、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含んでいるのです。タンパク質・ビタミン・ミネラルもバランスよく含まれているので、健康的で美しい体作りには欠かせません。
人間の体内では作ることのできない必須アミノ酸もすべて含まれていて、アミノ酸スコアも100というまさに最強の食材です。
さらに詳しくたまごがダイエットに最適な理由を説明していきます。
たまごには、脂肪燃焼酵素の「リパーゼ」が含まれています。体に蓄積された体脂肪を分解し、血中に放出する働きがあり、この放出された体脂肪を「運動」によって消費することで脂肪を燃焼することが出来ます。また、たまごに含まれている「レシチン」という成分は代謝促進、美肌効果も期待できます。
次に、たまごは血糖値の上昇が緩やかで、脂肪を溜め込む性質のある「インスリン」の分泌量が白米に対して3分の1しかなく、体に脂肪がつきにくい食材です。
また、たまごはタンパク質が豊富に含まれていることから消化がゆっくり行われ、お腹にとどまり続けてくれます。そのため腹持ちが良く、ゆで卵にしておやつとして食べるのもオススメです。朝にたまごを食べると昼の食欲減退という研究データも存在するほどです。
ですが、たまごの黄身には脂肪がいっぱい含まれていて、コレステロールも多く、食べすぎると太るのでは?とお思いの方も多いと思います。
はい。食べすぎると太ります。
まず大前提として、どんな食材でも食べすぎると太ります。いくら健康に良い食材でも、カロリーを含んでいるのですから食べすぎると太るのは当然です。体にいいからたくさん食べてもOKという思考は肥満の素です。
さらに、たまごは消化に時間がかかるため食べすぎるとお腹を壊してしまう原因になります。ですので、食べる際は1日2〜3個を目安に食べるのがオススメです。