お腹の脂肪減らしたい。足細くしたい。背中、二の腕の贅肉取りたい。そうおっしゃる方がまず思いつく方法が、「食べる量減らさなきゃ!」「たくさん走ってカロリー消費しないと!」です。
結論から言うと、これは間違いです!!
じゃあ何が正しいのか。それは、「筋トレして筋肉を増やし基礎代謝を向上させ、極端に食べる量を減らす」のではなく、「食べるものを選び、出来るだけ筋肉を残し、体脂肪だけを減らす」ことです。そうすることで痩せやすく太りにくい体を作ることができるのです。
体脂肪だけを減らすには?
では、それには何が必要か。そうです。筋トレなのです。ですが多くの方が、まず冒頭で挙げたような方法を思いついてしまうのも無理はありません。なぜかと言うと「筋トレすると太くなる」と思われているからです!もしそれが正しいなら、よくテレビなどでも目にしますが、足を細くしたい女性がスクワットをしたりなんてしませんよね。
この「筋トレすると太くなる」は正しいのか?答えはNOです!
「筋トレ」と言う行為だけでは太くなったり、細くなったりはしません。厳密に言うと、摂取する食事で太くなるか、細くなるかは分かれます。
じゃあ筋トレが必要な理由ってなに?と思うかもしれません。細かく解説していきます。
筋トレと言うのは脳に送る信号なだけで、摂取する食事が自分の1日の消費カロリーを超えているのか、下回っているのかで筋肉の作られ方が変わります。例えて言うと、筋トレは家を建てる大工。何人大工が集まったところで材料がないと家は建ちません。つまりその材料が食事です。材料が多いと家は大きいし、少ないと家は小さい。当然ですよね。
さらにここからが大事です。脂肪を減らしたい場合、マクロ栄養管理に従って「タンパク質」や「炭水化物」や「脂質」などをバランスよく摂り1日の消費カロリー以下の食事に抑える必要があります。ですがそうすると、一日の行動に必要なエネルギーを生成するために脂肪と同時に大事な筋肉も減ってしまいます。
そこで筋トレが大事なのです。
筋トレを行い、「この体に筋肉は必要だ!」と脳に信号を送ることで、筋肉が残り、脂肪が優先的に減るのです。そうすると脂肪が削ぎ落とされ、筋肉が残り、引き締まった美しい体になります。
みなさん、筋トレだけでは太くならないメカニズムを理解してもらえましたか?痩せるなら筋トレと食事!どうかそこを勘違いしないように、楽しいダイエットライフをお過ごしください!